
これからお子さんが、バドミントンを始めるのだけれど、ラケットはどうすればいいのか。
私のように二本で980円のラケットで初めて、本気モードにお子さんがなった時に、正規のラケット購入。
こんなパターンもありかもしれません。
実際の私の話です。素人エピソードだとは思うのですが、
現在日本代表候補の方達は
バドミントンを始めたときどんなラケットを使っていたのか。
非常に興味がありますが、ま~ちゃんとしていたラケットを使っていたんでしょうね。
・バドミントンを始めるのであれば、2本で980円の娯楽物では駄目
(1年生から始めるのであれば、半年くらいは980円でも良いと思います。)
低学年では、少し短めのラケットでもよい?かな
高学年になると20,000円くらい(30%の値引きで)
低学年(2年生まで)でも、5,000円程度のラケットは必要
ガットのテンション(張りの強さ)について
グリップについて
こんなことをお話しようと思います。
・バドミントンを始めるのであれば、2本で980円の娯楽物では駄目か?
長女が、1年生のとき、近所に新設されたバドミントンクラブの無料体験があるとのことで参加したのが切っ掛けでバドミントンを始めることになりました。
入ってから半年が経過し、コーチから数ヶ月したら娘を大会出場させようと思うので
そろそろちゃんとしたラケットを用意していただきたいのですが
とのお話が。(え!ちゃんとしたラケット?)
この約半年、ディスカウントショップで2本入り980円のラケットで、いつも楽しそうに練習していたのにちゃんとしたラケットとは
どのようなものだろう。
ここいらへんから、
私がバドミントンを知っていく始まりになったような気がします。
素人おやじは、ちゃんとしたラケットを知るべく、
コーチにちゃんとしたラケットとはどんなものか尋ねたのでした。
コーチは、おもむろにラケットバッグからラケットを取出し、これです。
見た目は、500円のラケットと雰囲気は似ている。
無知な私に親切に説明してくれるコーチ
「くま太郎さん、娘さんのラケットと持ち比べて下さい。」
なんだこりゃ!娘のラケットと比べてめちゃ軽い
「バドミントンの試合は、この軽さで戦わないと駄目なんです。」
「シャトルの速さは、最近ギネスに載って、初速で400キロを超えるのがバドミントンで小学生の高学年では200キロくらい出す子もいますので、今からラケットに慣れておく必要があります。」
(当時、野球では、ライアン、ランディージョンソンが160キロで世界最速。バドミントンは400キロ!小学生でも200キロとは大変なスポーツだと驚きを覚えました。)
(当時、バドミントンは、比較的安価なスポーツと思っていました。なんせ1本500円のラケットで今まで大丈夫だったのだから。私が野球で30年以上使っている硬式グラブは3万、その他、金属バットやスパイク等一式で8万くらい。と比較した結果でした。)
ちなみにコーチのちゃんとしたラケットはいくらなのですか
コーチ
30%値引きで2万円です。
くま太郎
ビヨンドマックスと同じ値段じゃないですか。
(ビヨンドマックス:軟式野球の最高峰バットで一本2万5千円、野球チームでも2本あればよいという代物)
コーチ
自分の場合、試合中にガットが切れたりするので、スペアを別に2本持っています
くま太郎
6万!
コーチ
ただ、小学生でこんなの使う必要は無くて、5,000円くらいでよいと思います。
あと、私の考えだと、小学生用の少し短めのラケットもあるのですが、大人用の長さのラケットでお願いしたいと思います。
短かければ、床を叩かないとか、自分の足を打ちづらいなどのメリットもあるのですが。後で、フォームの修正とかも出てきてしまうので、長いので行きましょう。
心の声くま太郎
スペアも含めると、今のラケットが20本買える。
このレベル(娘の)でラケットで勝負を左右するとも思えないが・・・
新設のチームで県大会も2回戦よくて3回戦のチーム・・・
費用対効果は?などと考えていた。
コーチ
中学や高校で全国を目指せる選手になって欲しいので
もちろん、小学生年代で全国レベルの選手も誕生させたいと思っています。
道具も正規なものに馴染んで、しっかり基礎を教えたいのですもう少し時間が掛かると思いますが、小学生でも上を目指せるチームに育てたいので。
心の声くま太郎
コーチの特に「小学生でも全国レベル」の一言で
バドミントンクラブを新設して、設立者が2年目に連れてきたコーチである。
長女の加入とほぼ同時にこのチームに関わった存在であり、立場の違いはあるが。
ある意味同期である。
言葉数は少ないが、熱い闘士と指導に対する考え方を秘めている雰囲気がある。
バドミントン素人おやじは、今までコーチの熱く、まーまー冷静な指導も見てきた。
何れにしても全面的に信頼し、私は出来る限り活動の支援側に回り、チームの行く末を見守る切っ掛けになった出来事でした。
・・・話を戻して
くま太郎
ラケットはコーチに選んでもらっていいですか。
コーチ
5,000円前後になると思うのですが、娘さんの始めてのラケットなので業者さんに何種類か持ってきてもらいます。まず、1本にしましょう。まだ、ガットも切れないと思うので。
低学年で、ラケットを選ぶのであれば、5,000円程度でもぜんぜん大丈夫です。
それと、特に最初のラケット選びは、お子さんと一緒に悩みましょう。
やる気の源になります。
・低学年(2年生まで)でも、5,000円程度のラケットは必要
・ガットのテンション(張りの強さ)について
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娘は↑レベルのものだったと思います。(参考まで)
小学1から3年生までは、比較的安価なものでよいのですが、その子のレベルによってご検討されるとよいでしょう。
・ガットのテンション
私の場合、コーチにラケットを任せていたので、テンションの存在はガットが切れ
お店にガットを張りに行った時、店員から「テンションは ”いくつ” にしますか?」と聞かれ、少し間をおいて、「何ですかそれ?」と聞き返したほどです。
その時、頭の中では未知のものを少ない情報から予想する思考が働いて、
(比較的、私はクイズやなぞなぞは好きなタイプである。)
「テンション?」今までの人生で、感情の起伏での言葉としてしか馴染みのない用語である。
さらに「いくつ?」
が追加され、感情レベルの物体化(個数)が重なりバドミントンのガットには何個?か指定するものが存在するらしい。
ラケットには縦と横にガットが存在する。
ガットは縦と横、一本一本張るのか?であれば「いくつ?」の答えとしてはガットの本数?
とすると、バドミントンのガットは縦と横の本数を使用者の好みにより変えることが出来るのか?
とは言え、今までに縦横のガットの本数などは数えたことが無い。
今から数えるのも馬鹿らしい、その結果、導き出したのが「何ですかそれ?」
店員さんの説明では、ラケットにガットは
使用者のレベルによって張りの強さを変えるとのこと
小学2年生の女子であれば、テンションは16で良いとのこと。
ガットの張りの目安がありますので、こちらも参考にしてください。
gappariさんのサイトがぱっとみ分かりやすいかな。
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最近はガットの宅配サービスもあるのですね~
バドミントンのガットは、いつ切れるか分かりませんので、
家から近いお店と馴染みになっておくことをお勧めします。
大会の前日にお願いすることになるなど、
少し我侭に答えてくれる関係を構築することがよいですね。
グリップについて
グリップについては、当初何も考えていなかったのですが
まず、バドミントン経験のある保護者のグリップを見ていて
みなさん、色んな色のグリップがあるんだなー程度で見ていましたが
長女がマイラケット(格安)でチーム内で練習試合をしていて
ツルット手が滑り、ラケットが壁に直撃事件がありました。
さすが格安ラケット! 丈夫で壊れることがない。
丈夫さはどうでもいい話でした
汗でグリップ力が無くなり、滑ったことが原因です。
三年生になるころ、自分の手の習性に合ったグリップテープにすることにしました。
保護者が既に自分用のグリップにしているので、握った時の感触を何種類も試させても貰いました。
小学生のグリップは、ラケット購入時のもので対応可能な子もいますが
特に手に汗を掻く習性の子は、速乾性やフィット感があるグリップテープに巻き直す
小学生の低学年では手が小さいので、グリップ自体を数ミリ削った後にグリップテープで仕上げることも視野に入れて、最適な状態を作ってあげることも良いでしょう。
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そして、グリップの色はモチベーションをプラスに変えてくれる時もありますので
やる気が出る色にしてあげてください。
まとめ
・バドミントンを始めるのであれば、2本で980円の娯楽物では駄目
(1年生から始めるのであれば、半年くらいは980円でも良いと思います。)
・ガットのテンション(張りの強さ)について
・グリップについて
お話して来ましたが
ラケットを購入する際には、お子さんと悩みましょう。
物心の判断が難しい、年代であっても先々、ラケットの性質やテンション、
さらには、グリップも自分に合ったものへ、改良する時期が来ると思います。
私の個人的な考えでは、初めから高額なラケットではなく、高額なラケットへ変わるときはレベルや、モチベーションを上げるためのアイテムとして活用することが出来ます。
また、グリップは年齢によって変化していくものですので、少し配慮してあげて下さい。
この続きになりますが、娘の人生初のバドミントン大会のエピソードはこちら↓

試合後コーチは、涙を浮かべる娘へ「次の大会は絶対勝とう」 頷く娘。
娘の内容は少しだけです。
また、素人おやじが感じ、娘たちのバドミントン活動でのエピソードやコーチと議論したエピソードなどを話していこうと思います。
おわりに
特にスーパーな身体能力を持っている娘ではありませんが、多分普通の子レベルの身体能力だと思います。
どうせバドミントンをやるならそれなりに、強くなって欲しい、そんな願いのある方に読んでもらい、少しでもヒントに繋がればと思います。
※長女が加入した時点のクラブの状況
長女が加入した時点では、小学1年から6年までで所属人数は男女合わせ10名程度
どう見ても弱小バトミントンクラブでした。
加入一年後
長女の友達も加入を決めてから保育園や学童保育所で中の良い子達が加入し、娘とその下の年代だけで、15名となり、全体で男女合わせ30人弱へ膨張した弱小チームが躍進するとは、このとき誰も想像できなかったでしょう。
あと小学生でも全国を目指したいのでの一言で。コーチを信じ預けた娘は
バドミントンを大学まで続けていくのですが、初出場の大会は小学2年生。
その後、4年生では2本とも10,000円のラケットとなってしまった!
懐が寒い

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